舛添氏「国民栄誉賞と同じ問題」 トランプ大統領がウッズへ自由勲章授与で苦言

 元東京都知事の舛添要一氏が17日、ツイッターを更新し、米国のドナルド・トランプ大統領がマスターズで復活勝利を遂げたタイガー・ウッズに大統領自由勲章を授与するとしたことに「国民栄誉賞と同じ問題がある」と訴えた。

 大のゴルフ好きとしても知られるトランプ大統領は、16日のツイッターで、数々のスキャンダルやケガを乗り越え、14年ぶりにマスターズVを飾ったウッズへ大統領自由勲章を授与すると明言していた。

 これに舛添氏は、大統領自由勲章は「文民を対象にする最高位の勲章」と説明したが、その授与基準については「曖昧だし、権力者に利用されるだけだ」と持論を展開した。

 過去には「海外の政治家ではサッチャーやメルケルも受賞している」といい、「シンゾーも対象になるかもしれない」と昵懇の安倍首相も選ばれるかもと指摘、この基準の曖昧さが重なるのか「国民栄誉賞と同じ問題がある」とも訴えていた。

 舛添氏は、大リーグのイチロー氏が国民栄誉賞を3度固辞した際に「正解。私は、もうこの賞は廃止した方がよいという持論である」と呟いた。その理由について「大衆のフィーバー次第で対象者が決められる」「それに政治家が便乗するのはポピュリズム以外の何ものでもない」と批判していた。

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