大沢樹生“長男”釈放 安藤優子は母・喜多嶋舞さん責任に言及

 俳優の大沢樹生(49)と元女優・喜多嶋舞さん(46)の長男として育てられ、女性に対する暴行容疑で逮捕された大沢零次容疑者(22)が8日午前、北沢署から釈放された。

 零次容疑者はジージャンにカーキ色のズボン姿。報道陣に向かって10秒ほど頭を下げた。報道陣から「女性には」「何か一言」などと質問が投げかけられたが、「すみません」と口にし、迎えのワンボックスカーに乗り込んだ。

 大沢と喜多嶋さんは、1996年6月に結婚。翌97年1月に零次容疑者が誕生したが、2005年9月に離婚した。当初、長男の親権は喜多嶋さん側にあったが、07年、喜多嶋さんが再婚し、大沢側に移った。その後13年9月に、再び喜多嶋側に移るなど、複雑な経緯をたどった。

 13年にDNA鑑定で大沢の実子ではないと判明したが、喜多嶋さんは「(父親は)大沢さんです」と鑑定結果を否定。15年には大沢側が、「親子関係不存在」の確認を求めて提訴。親子関係はないとの判決が下っていた。

 この報道に対し、8日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」の安藤優子キャスターは表情を曇らせた。同番組では、親権が二転三転した零次容疑者が、DNA鑑定の末、親子関係にはないと判断された後も、大沢の息子だと名乗っていたことなどが伝えられた。

 安藤は「そういう状況において、お母さん、どうなってるんですか」「親権をあっちこっちやられて」「お母さんがどういう事情か分かってるわけですから(零次容疑者に)きちんと説明すべきじゃないですか」と喜多嶋さんの責任に言及。零次容疑者について「やったことには同情の余地はないと思う」と断った上で、「孤独感は分かるような気がします」とコメントした。

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