松嶋尚美、児相が自宅近くに建設されたら…「引っ越す可能性はあります」

 タレントの松嶋尚美が19日、フジテレビ系「バイキング」で、児童相談所建設を巡って紛糾している南青山について言及。もしも自宅近くに児童相談所が建設されるとなった場合「引っ越しする可能性はある」とコメントした。

 番組では一部で反対する住民がいる南青山の児童相談所建設問題について議論。反対する一部住民の中には、児童相談所が建つことで資産価値が下がると主張する人や、南青山の小学校はレベルが高いので児童相談所に通う子供達は辛い思いをするなどと主張している人がいることも取り上げた。

 これに意見を求められたのが2児の母でもある松嶋だが、開口一番「私は複雑です」とコメント。そして「自分の土地に来ないから気楽に言えるのではなくて、もし自分の所に(児童相談所が)来たら、引っ越しする可能性あります」と正直な気持ちを打ち明けた。

 その理由について「知識があまりない」と認めた上で「例えば親に暴行されてキーッとなった子が外に飛び出して暴力振るったり、喝上げしたりするかもしれないという変な心配が一つ」とコメント。松嶋の子供が通う学校で、実際に暴力を振るった子がいたといい「親がしてるから、された方はそこまで悪いとは思っていない」と暴力を振るった子の境遇を説明し、「そういう面では悩むことは正直、ある」と語った。

 ただ、資産価値が下がるという意見には「ブランドとか他に売り物があって、ファミリー向けにはならなかったとしても、もっと成功した独り身の人のカリスマ的な所にはなれる所だから、ブランド価値はそれほど変わらないと思う」とも。最後には「ちょっと最悪なこと言ってますけど…」と、一部反対住民の意見を汲んだことに、複雑な表情を浮かべていた。

 MCの坂上忍は番組最後に、このコメントについて「反対する人の気持ち分かると言っちゃったと(気にしているが)気にする必要はない」と松嶋を擁護。松嶋は「小学校のブランド云々では無く、(児童相談所について)詳しくなかったから(心配だった)」とコメントの意図を再説明。坂上は「ある一定の人の感情を代弁してくれたことにはなるし、そんな事言ったら僕、やってられない。毎日、毎日」と励ましていた。

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