上方落語協会の桂文枝会長(74)が7日、大阪市内で取材に応じ、今春行われる次期会長選挙に関して、26日に開く定期総会で進退を表明する意向を示した。
会長任期は2年で、会員の落語家ら約250人の投票で選出される。今年5月で8期目の任期が満了となる文枝は、当初は今期限りの退任を表明していたが、昨夏には続投への意欲を語っていた。
この日、同協会の理事会に出席した文枝は、26日に定期総会、4月以降に会長選の流れになったと説明。進退を問われると「その時(26日)に。僕自身は決めてますけど、総会までは言えません」と語った。