市原悦子 試写会に音声で出席 昨年11月の入院後初の肉声

市原悦子
映画「しゃぼん玉」の魅力を語った林遣都と東伸児監督(右)。左下は共演した柴犬のチョコ=シネスイッチ銀座(撮影・堀内翔)
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 自己免疫性脊髄炎のため入院中の女優・市原悦子(81)が16日、都内で行われた映画「しゃぼん玉」(3月4日公開)のワールドプレミア上映会に音声メッセージを届けた。市原は、昨年11月から都内の病院に入院しており、肉声公開は入院後初。今月上旬にマネジャーが病の市原を訪れ、録音したものだった。

 市原が「本日はお越しいただきありがとうございます」と音声のみであいさつすると、会場からは拍手がわき起こった。

 思わぬサプライズ音声に主演の俳優・林遣都(26)も驚き。市原の「共演は忘れられないものになりました。これからどんな役者さんになるのか楽しみです」という温かいメッセージに「とにかく、ただただうれしいです」と感激だった。

 市原は昨年11月上旬に体調不良を訴え入院。当初は「急性脊髄炎」と診断されたが、1カ月かけて詳細に調べたところ、自己免疫性の脊髄炎と判明した。年末年始も退院はしておらず、現在は5月復帰を目標に治療・療養に専念している。

 市原は昨年11月14日のテレビ朝日系ドラマ「五年目のひとり」の完成披露試写会を「風邪」を理由に欠席。今年1月11日に行われたNHK BSプレミアムのドラマ「朗読屋」の完成会見も同様に欠席していた。

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