「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル」（２９日、ＮＨＫホール）

　関ジャニ∞を代表して村上信五が、年内で解散する事務所の先輩・ＳＭＡＰへの思いを語った。

　囲み取材の冒頭で「先に言いましょうか…ＳＭＡＰ兄さんのことですけど」と自ら切り出した。「２６日に放送された「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」（フジテレビ系）の最終回も視聴したといい、「背中が大きすぎて、追いかけるには本当に大きすぎる存在でありましたので、こういった形にはなりましたけど、われわれは少しでも受け継がさせていただきましたステージパフォーマンスだったり、メディアでのパフォーマンスであったりを、少しでもジャニーズのいいところを僕らなりにできるように頑張っていきたいなと」と思いを語った。

　「勝手にバトンをもらったじゃないですけど、それはきっと後輩がみんな思っていることだと思いますので」とＳＭＡＰから継承していくことを誓うと同時に、「それを意識しながら、今年の年末、大みそか、紅白歌合戦を含め。２０１７年一年、それ以降も頑張っていきたいなと思っておりますので、この後、自分たちの話でもよろしいでしょうか」と落ちをつけることも忘れなかった。

　寂しさについても問われたが「いらっしゃるのが普通という感覚でありましたから。それもみんなが思っていることだと思いますので、自分たちらしく自分たちの思いをこれからはより強くやっていきたいと思います」と複雑な心境を語った。