松本幸四郎“最後”の現代劇 「アマデウス」で区切り 1月に白鸚襲名

 2018年1月に二代目松本白鸚を襲名する歌舞伎俳優の松本幸四郎(74)が、来年9月から行われる舞台「アマデウス」(9月24日~10月9日、東京・サンシャイン劇場など)で「幸四郎」として最後の現代劇に挑むことが25日、わかった。

 「アマデウス」は1982年の初演で、次回の公演中に上演450回を迎える。幸四郎は初回から主役のサリエーリを演じてきた。幸四郎の“当たり役”といえば、上演1200回を超える「ラ・マンチャの男」が有名だが、区切りの舞台として「アマデウス」を選んだ。

 幸四郎は「1981年、九代目松本幸四郎を襲名した翌年に初演し、それから35年間再演を重ね、白鸚襲名を前に幸四郎という名で最後の『アマデウス』を上演できますこと、感無量の思いです」とコメントした。

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