高石ともや 75歳でホノルルマラソン連続40回完走
「受験生ブルース」で知られるフォーク歌手の高石ともや(75)が11日(日本時間12日)、米ハワイ州ホノルルで行われた「JALホノルル・マラソン」に出場し、40回連続で完走した。晴れ上がった空の下、祝福する参加者や地元主催者に「これで終わりというわけにはいかないな」と笑顔で答え、来年以降も記録を更新する意欲をのぞかせた。
高石は今大会、トロンボーンを持って完走した。ライブで共演する加藤宏(57)は重さ11キロの大型金管楽器スーザホンを携えて出場し、途中で歩きながら一緒に演奏する場面も。他の参加者との“合唱”も楽しみ、8時間23分で完走した。
ゴールが近づくと場内放送の音楽が絞られ、高石たちが主役に。「こういうところが大人の対応というか、本当のおもてなしなのだろうね」。参加者を盛り上げてくれるハワイの人たちの温かさに魅了されていた。
高石は日本の市民ランナーの草分け的存在で、30代でマラソンを始め、初めて出場した海外の大会がホノルルだった。40代でトライアスロンにも挑戦。50代で約4700キロの米国横断レースを完走し、60代でトライアスロンよりも距離の長いアイアンマン世界選手権大会に出場した。
若い頃には気付かなかった「アスリート魂」が年とともに深まった。体力の衰えとの闘いでもあるが、高石は「全てを受け入れ、心を上手にコントロールすれば、体はついてくる。頑張るだけではつぶれる」とさらりと話していた。
