成宮引退 所属事務所と本人の説明【双方コメント全文】
今月2日、9日発売の写真週刊誌「フライデー」で薬物疑惑が報じられた俳優の成宮寛貴(34)が9日、所属事務所を通じて芸能界引退を発表した。所属事務所は、あくまで薬物鑑定などで「本人の薬物使用を裏付ける客観的事実は確認できませんでした」とし、成宮は直筆書面で、「複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました」とつづった。所属事務所、成宮の引退に関する説明は以下の通り。
【所属事務所のコメント全文】
関係各位
株式会社トップコート
平素は大変お世話になり誠に有難うございます。
弊社所属の俳優成宮寛貴の芸能界引退について下記ご報告申し上げます。
成宮寛貴にまつわる記事に関しまして、弊社としても、所属プロダクションにおける社会的責務として、本人からの事情聴取、薬物鑑定など、必要な調査を行ってきましたが、本人の薬物使用を裏付ける客観的事実は確認できませんでした。
上記調査結果を受け今後の方針を検討していたおり、本人から芸能界引退の申し入れがございました。弊社としても本人からの突然の申し入れに大変驚き、本人と何度も話し合いの機会を持ちましたが、本人の決意が非常に固かったため、大変残念ではございますが、本人からの申し入れを受けざるを得ないと判断致しました。
これまでいつも応援してくださったファンの皆様、俳優成宮寛貴と共にお仕事ご一緒させて頂いた関係者の皆様には深く感謝致しております。突然のご報告がこのような形になりましたことを深くお詫び申し上げます。
以上
【成宮の直筆FAX全文】全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。
心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。
この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。
今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、
自分にはもう耐えられそうにありません。
今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい。
今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑を掛けるわけにはいかない。
少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません。
元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。
応援してくださったファンの皆さま、こんな形で去っていく自分を許してください。
本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。
2016.12.8 成宮寛貴