ジミー・ペイジ問題、混乱した騒動の経緯…チケットは最高30万円

 11日に東京・両国国技館で行われた「クラシック・ロック・アワード」(CRA)で、出演を告知していた英ロック・ギタリスト、ジミー・ペイジが演奏を披露しなかった問題で、主催3社が20日、公式サイトで声明を掲載。今回のイベントに「失望」した観客にはチケット代金を返金することを発表した。また、来年も東京で同イベントを開催し、今年の来場者には割引価格で優待することも明記した。

 一連の問題は11日にCRAで、ジミー・ペイジが演奏を披露しなかったことが発端。事前の宣伝では、さも演奏するようになっていたが、本番では、プレゼンターとしてわずか2分あまりステージに上がっただけで、ギターにも触れなかった。

 最も高いチケットは30万円、最低でも1万8000円と高額で、入場客からは「詐欺だ」「ひどすぎる」「チケット代を返してほしい」と不満が噴出した。

 14日に主催者は公式HPに「お詫びと状況の報告」と題した文書を掲載(※現在は削除)。「本番直前に、ジミー・ペイジ氏の意向により、演奏が行われませんでした」とした。一方で「券売時に告知をしていなかったジョニー・デップ氏やジョー・ペリー氏が参加し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました」とし「多数の出演者によって構成されるイベントですので、演奏が行われませんでしたが、イベント自体は成立していると判断しております。チケット代金の返金は出来かねます」と理解を求めていた。

 一方で、CRAの公式サイトでは「演奏の予定は初めから存在せず」などと掲載(※現在は削除)され、両者の意見が食い違っていた。

 18日に主催者は公式HPを更新し、近日中に声明を発表することを報告していた。

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