慶応大は７日までに、神奈川県葉山町の合宿所であった未成年の飲酒や性行為が「気品を損ねる行為」に当たるとして、中止になった「ミス慶応コンテスト」を主催する学生団体「広告学研究会」に所属する商学部２年と理工学部１年の男子学生計３人を無期停学の処分にした。３日付。また責任ある立場にありながら監督責任を怠ったとして環境情報学部２年の男子学生１人を学部長けん責の処分とした。

　慶大などによると、９月２日、合宿所で未成年の飲酒や１０代の女子学生との性行為があった。問題を巡っては、男子学生らから乱暴されたとして、女子学生側から相談を受けた葉山署が捜査している。　慶大広報室は「新たに事実が判明した場合は処分変更もある。捜査に協力し、厳正に対処する」としている。