ユーミン SMAPに手紙の思い明かす「私じゃないと…」

SMAPについて語った松任谷由実=東京・伊勢丹新宿店
SMAPについて語った松任谷由実(右)=東京・伊勢丹新宿店
SMAPについて語った松任谷由実(右)=東京・伊勢丹新宿店
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 シンガー・ソングライターの松任谷由実(62)が3日、東京・伊勢丹新宿店1階特設スタジオでTOKYO FM「Yuming Songと私の出来事」の公開生放送を行い、10月31日に出演したフジテレビ系「SMAP×SMAP」で共演し、「応援してる」とツイッターで気持ちを伝えていたSMAPメンバーへの思いを語った。

 収録時にメンバーそれぞれの楽屋に手紙を置いてきたことをツイッターで明かしていたユーミン。「スマスマ」収録を振り返り、「大変な事情の時期。ショービズの世界で少し早めから走ってる人でないとわからない大変さがある。私じゃないと、その見方はできないって思ったから、手紙を書いた」と解散を決めたメンバーに、伝えたい思いがあったことを打ち明けた。

 「スマスマ」では、今月2日発売のアルバム「宇宙図書館」収録の楽曲「Smile for me」や代表曲「守ってあげたい」をメンバーと歌唱。歌っている際には、「(メンバー)それぞれと目を合わせて、言葉にならないメンバーの思いっていうのが以心伝心、伝わった気がした」と5人の思いを感じ取ったことを明かした。

 オンエアを見て、「ファンの人は動物的に感じ取るかもね。泣きそうな雰囲気とか。一個一個の人間だものね。心の中に去来しているものが言葉で言うんじゃなくて見えたのかもしれない。ちょっとだけ橋渡しできて、すばらしい機会を与えてもらえたなと思っている」とファンの思いにも心を寄せた上で、言葉にならない5人の思いがにじみ出るステージになったことへの感慨も伝えた。

 ユーミンは10月31日のツイッターで「一人一人に手紙を書いて、(いつかSMAPとして、みんなが笑って会えるように、もっともっと大きなひとになって、思い出の欠片いっこもなくさないようにしてね)って」と収録時に置き手紙をしてきたことを告白。1日のツイッターでもSMAPを「応援してる」と明かし、「1度でも成功を手にしたアーティスト、ましてやスターは、栄光と同じだけの不条理も受け入れなくてはならないのだ」とスターの“宿命”について言及している。

 この日は自身初となる営業中のデパートからの公開生放送を実現。公開生放送は2001年以来、15年ぶり。店内に設けられたラジオブースに登場すると、「ユ~ミン!」とファンから歓声が飛ぶなど、延べ2000人の注目を浴びていた。

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