越路吹雪さん 「ラストダンスは私に」歌碑除幕式 三十七回忌
往年の歌手越路吹雪さんの代表作「ラストダンスは私に」の歌碑除幕式が25日、東京都内で行われた。今年は越路さんの三十七回忌であるとともにマネジャーで作詞家の岩谷時子さん生誕100年であることから実現した。
除幕式では、両者と同じく宝塚OGで、岩谷時子さんが訳した楽曲を数多く歌っている真琴つばさ、9月に退団した元月組トップスターの龍真咲が献花した。
真琴は越路さんについて「初めて歌碑を見て、越路さんが天国から見守ってくれている気がしました。これからも越路さんの歌をただ歌うだけでなく、そこに込められた心や魂をずっと伝えていきたいです」と誓った。
龍は「宝塚100年の歴史の中の新しい世代として、私は私なりに越路さんのたくさんの曲や、岩谷さんの詩を歌っていきたいです。越路さんの影響力は、いまでも世代を越えて脈々と引き継がれています」と敬意を払った。