大黒摩季 故郷・札幌で6年ぶり復帰後初の単独コンサート 

 2010年11月に活動休止し、今年8月に活動再開した歌手の大黒摩季(46)が16日、故郷・札幌のニトリ文化ホールで6年ぶりの単独コンサートを開いた。大ファンのプロ野球・日本ハムが日本シリーズ進出を決め「でかしたー!えらい!日本一目指して“Higher↑↑ Higher↑↑”」と新曲に絡めて祝福。27曲を披露すると共に、来年2月から初の47都道府県ツアーを開催することを発表し、完全復活を印象づけた。

 日本ハムCS勝ち上がりから約1時間後の午後6時20分、8・6キロ離れた札幌ドームに負けない熱狂のステージが幕を開けた。

 待ちきれない2300人の手拍子に迎えられ登場した大黒は、変わらぬ伸びやかでパンチのある歌声で「夏が来る」「DA・KA・RA」などヒット曲を連発。3カ月間、ボクササイズなどで鍛え上げた成果を発揮し、大谷翔平投手の剛速球ばりの疾走感あふれるライブを展開した。

 最初のあいさつから「日本ハム勝ったー。おめでたいムードにあやかりたい」とご機嫌。01年6月の札幌ドームこけら落としセレモニーで君が代を歌った第1号歌手だったことを自慢げに話し「頂点目指して、思い切り“熱くなれ!”」と日本一に期待した。

 持病の子宮腺筋症と不妊治療のため10年に無期限休止を宣言したが、完治が見込めたことで8月のライジングサン・ロックフェスティバルから活動再開。この日は客席からの「お帰り!」に「ただいま戻って参りました!6年間の普通の生活が長すぎて…本当に本当なんだよね」と感無量。「みんなで私を大黒摩季にしてください」と呼びかけた。

 来年2月からは1年以上に及ぶ初の47都道府県ツアーを敢行。「歌い手としてもらった命。おなかを2回も切ったら歌えるだけで御の字。私の世代は忙しいから、こっちからごあいさつ代わりに行きたい」と説明。「女の悲哀をブルースで聴かせたい」と誓った。

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