クイーン 武道館で2年ぶり9回目来日公演 フレディ没後25年生誕70年

ファンを熱狂させる(左から)アダム・ランバートとクイーンのブライアン・メイ、ロジャー・テイラー=日本武道館(撮影・開出牧)
ステージに登場しファンを熱狂させるクイーンのブライアン・メイ(右)。左はアダム・ランバート=日本武道館(撮影・開出牧)
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 英国出身の世界的なロックバンド、クイーンが「クイーン+アダム・ランバート」として21日、東京・日本武道館で2年ぶり9回目の来日公演を行った。クイーンの日本武道館公演は1985年以来、31年ぶりとなった。

 今年はボーカルのフレディ・マーキュリー没後25年で生誕70年のメモリアルイヤー。75年の初来日ツアーや85年のフレディ生前最後の日本ツアーなどで使用した聖地に、ギターのブライアン・メイ(69)、ドラムスのロジャー・テイラー(67)、2009年からボーカルを務めるアダム・ランバート(34)という編成で降臨した。

 ライブは「輝ける7つの海」で幕を開け、9000人のファンは最初から総立ち。シースルーのタンクトップにハイヒールといういでたちのアダムは「日本武道館でクイーンの曲を歌えるなんて信じられないし、とても名誉なこと。フレディはいつも僕の心の中にいるんだ。今日はフレディがきっと気に入ってくれるようなファッションを着てきたんだけどどうかな?」と、ファンに語りかけた。

 ブライアンは「セルフィーくださ~い!」と日本語でおねだりし、自ら「日本の素晴らしい発明」という自撮り棒を駆使してファンとの動画を自撮り。

 「若きフレディが作った曲です。この素晴らしい武道館でまた一緒にいいかい?」と前置きして「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」を演奏し、生前のフレディの映像とファンが大合唱した。

 この日は日本語詞を含む「手をとりあって」や、SMAP・木村拓哉主演ドラマ「プライド」の主題歌で、日本で大ヒットした「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」など、日本公演ならではの選曲も。

 終盤の「ボヘミアン・ラプソディ」では再び生前のフレディが歌う映像が登場し、本編の最後は「レディオ・ガガ」。アンコールではブライアンが「フラッシュ・ゴードン」のTシャツで登場し、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」で締めくくられた。

 公演は22、23日も同所で行われ、23日がクイーンにとって通算20回目の日本武道館公演になる。

 【セットリスト】

 1.輝ける7つの海

 2.ハンマー・トゥ・フォール

 3.ストーン・コールド・クレイジー

 4.ファット・ボトムド・ガールズ

 5.ドント・ストップ・ミー・ナウ

 6.キラー・クイーン

 7.愛にすべてを

 8.ラヴ・オブ・マイ・ライフ

 9.手をとりあって

 10.輝ける日々

 11.ドラムバトル

 12.アンダー・プレッシャー

 13.愛という名の欲望

 14.地獄へ道づれ

 15.アイ・ウォント・イット・オール

 16.リヴ・フォーエヴァー

 17.ショウ・マスト・ゴー・オン

 18.ギター・ソロ

 19.タイ・ユア・マザー・ダウン

 20.ブレイク・フリー

 21.ボーン・トゥ・ラヴ・ユー

 22.ボヘミアン・ラプソディ

 23.レディオ・ガガ

 アンコール1.ウィ・ウィル・ロック・ユー

 アンコール2.伝説のチャンピオン

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