小林麻央 決意の乳がん詳細記述に反響

 乳がん闘病中の小林麻央(34)が自身のブログで、乳がんと診断されるまでの経緯、心境について詳しく伝え、反響を呼んでいる。今月1日に新ブログを開設した麻央は、自分が書くことで病気に苦しむ人たちの力になることができれば、という思いで治療について記す決意を明かしていた。

 今年6月、夫の市川海老蔵が開いた緊急会見で明かされたのは、夫婦で受けた2014年10月の人間ドックで乳がんと診断されたことだった。海老蔵はがんのステージなど詳細は語らなかった。

 麻央は7日のブログで、14年2月に海老蔵と人間ドックを受けたこと、これが全ての始まりだったことを切り出した。11年3月に長男・勸玄くんを出産。産後9カ月でまだ授乳中だった。

 このドックで、医師から「左乳房に腫瘤があります」「(がんの)可能性が五分五分です」と言われ、再検査が必要と診断された。海老蔵は心配したが、自身は「私は癌ではない方の50%だ!という根拠のない自信がありました」という心境だったという。

 11日のブログでは、大きな病院で再検査したところ、触診でしこりを指摘されたが、再度超音波とマンモグラフィー検査では、「がんを疑うようなものではない」と言われたことを明かした。

 麻央が「生検はしなくても大丈夫でしょうか?」と聞くと、「必要ないでしょう。授乳中のしこりですし、心配いらないですよ。半年後くらいに、念のため、また見てみましょう」と言われ、安心した。「生検」とは、患部の一部をメスや針で切り取って顕微鏡などで詳しく調べる検査。

 12日のブログでは、再検査でがんの心配はないと診断され、その後も授乳したこと、「左の乳腺は右よりは張りやすく、(中略)でも、子供が左のおっぱいを飲みたがらないという様子はありませんでした」と後にがんが判明した左胸についての気になる点を挙げたが、腫瘤による授乳への影響は感じなかったことも伝えている。

 麻央のブログには「嫌な思い出したくない事を書かれている事に決意を感じます そして 若い方々の為に役立っている事だと思います」「今、思えば‥と振り返る。その強い意志と勇気に、私は頭が下がる思いです」「思い返せばってことはいろいろあったのかもしれないですね」などと様々なコメントが寄せられている。

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