月組新トップ・珠城りょう、お披露目公演に「幸せな気持ち」
宝塚歌劇団月組の珠城りょう、愛希れいか、美弥るりかが8日、都内で行われた「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」の制作発表会に登場した。
同公演は、4日に退団した龍真咲からバトンを引き継ぎ、新トップとなった珠城りょうのお披露目公演となる。珠城は「私事ですが、主演男優としてあいさつをするのは本日が初めてになります」とやや緊張した面持ちだ。
初のトップとして演じる「グランドホテル」は、1993年の宝塚初演時にも監修を務めたトミー・チューン氏を再び迎えての舞台となる。「私に務まるのかと不安もありましたが、資料を読んだり譜面を見たり、お稽古を進めるうちに幸せな気持ちが強くなっている。まだまだ未熟ですが、今の自分にできる精一杯でやっていきたい」と、演目にかける意気込みを語った。
新生・月組としてのスタート公演にもなるが「(月組は)エネルギーがあふれ、1人1人の熱い思いがある。月組の皆さんと一歩ずつ一緒に力強く歩んでいきたい」と真っ直ぐ前を向いて訴えていた。
同公演は2017年1月1日から30日まで宝塚大劇場で、2月21日から3月26日まで東京宝塚劇場で上演予定。