嵐が１０日、横浜アリーナ公演を行い、約９年ぶりアリーナツアーを完走した。冬季を含む５大会連続で日本テレビ系五輪キャスターを務める櫻井翔（３４）が口火を切り、５人はリオ五輪での日本代表の“メダルの嵐”への感動を語った。

　８年前から取材した重量挙げ女子４８キロ級で銅メダルを獲得した三宅宏実選手（３０）に、櫻井は「三宅宏実ちゃんのウエイトリフティング。私、泣いてました」と、感涙を告白。まさに「感謝カンゲキ雨嵐」だ。

　２００９～１１年にフジテレビ系体操中継番組ナビゲーターを務めた相葉雅紀（３３）は「内村君と会ったことがあった。『団体を取りたい』と言っていた。感動した」と、３大会ぶりに金メダルを獲得した体操男子団体に胸を打たれたという。

　二宮和也（３３）は「水泳。すげえと思った」と語り、松本潤（３２）は「福原愛さん、どうなるか。あと、（錦織圭選手の）エア・ケイかな」と熱視線。大野智（３５）はカヌー・スラローム男子カナディアンシングルで羽根田卓也選手（２９）が日本初の銅メダルを獲得したことを知らず、「銅メダル？見たかった」と目を丸くした。

　ライブでは日本テレビ系リオ五輪テーマ曲「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｐａｒａｄｉｓｅ」などで１万５０００人を魅了。約１７万４０００人を動員したツアーを終え、１１月スタートの５大ドームツアーに向かう。