ケンコバの元相方が悪役俳優に…今は「さん付け」も「のし上がって食う!」

 タレントの長原成樹(52)が悪役劇団「なんば悪役組合」を結成し9日、大阪市内で会見を開いた。

 オーディションの結果、プロアマを含めた応募者150人の中から17人が合格。11歳から61歳までの組合員が構成された。

 組合員には、タレントのケンドーコバヤシと1995年から2000年まで「モストデンジャラスコンビ」を組んでいたフリー芸人・村越周司(43)の姿も。「同期だが、今はケンドーコバヤシさんとさん付けで呼んでいる。僕も悪役としてのし上がり、ケンコバさんを食いたい」と打倒・ケンコバという目標を掲げた。

 また、3人の小学6年生も組合員に。その中の1人、ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれた和泉賢ヴァレリユウス(12)は「好きな映画は『不思議の国のアリス』。みんなを驚かせる悪役になりたい。目標は世界征服」とあどけない表情で野望を語った。

 長原は「イキのいい若い悪役を育てて舞台、映画に送り出し、八名信夫さんの『悪役商会』さんに勝ちたい」と息巻いた。舛添要一・東京都前知事(67)にもオーディション受験のラブコールを送っていたが「何の返事もない。今後もオーディションを行い、ゆくゆくは100人規模にしたい」と話した。

 9月11日に吉本新喜劇との対戦イベント「結成!!なんば悪役組合~VS吉本新喜劇~」(なんばグランド花月)を行う。

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