TOKIO山口 自ら志願したジャニーズ史上初の離婚会見

 TOKIOの山口達也(44)が5日、都内で緊急会見し、2008年3月に結婚した5歳年下の元モデルとの離婚を発表した。この日、代理人が都内の区役所に離婚届を提出した。ジャニーズ史上初となった離婚会見で山口は女性問題を否定し、円満離婚を強調。趣味などを優先する自身の身勝手が原因で3年前から離婚話が浮上、今年4月から別居していたという。親権は母親が持ち、慰謝料は発生せず、山口が養育費を支払っていく。

 自ら志願した異例の離婚会見は、約70人の報道陣を前に約40分間、繰り広げられた。

 山口は紺のスーツ姿で登場すると、さっぱりとした表情を浮かべて一礼。「自分がとても未熟で自分本位で幼稚、身勝手だった。週1~3回、(家に)帰れるかという生活の中で、彼女に家事一切を負担させて甘えてしまった。全てが原因。趣味のサーフィン、お酒の飲み方…」と、原因を明かした。

 出会いから16年以上に及ぶ関係に区切りをつけた。04年、海辺に住みたいと鎌倉で同棲(せい)を始め、08年に結婚。同年5月に長男、10年9月に次男が誕生し、2児の父親となった。

 しかし、家庭を顧みないことからケンカが絶えず、3年前に妻から「別れた方がいいのかな」と切り出された。TOKIOのメンバーにも、離婚の可能性を雑談の中で話した。

 14年には関係改善に向けて都内へ引っ越したが、結局、「スタッフと食事に行ったり」と、家路に急ぐことはなかった。協議の末、今年4月に別居。8月3日、メンバーに離婚を伝え、この日、現在ジャニーズに在籍するタレントでは3人目の離婚経験者となった。

 今年に入って芸能界で相次いでいる女性問題も懸念されたが、山口は「ない」と“ゲス不倫”を否定。今年7月、顔に傷を負ってテレビ出演したことが話題を呼んだが、「夫婦ゲンカでこれだったら、こっちから離婚してくださいって話」と、無関係とした。

 親権は母親が持つが、慰謝料は「いらない」と言われた。円満離婚を強調し、「養育費に関わる全てをバックアップする。パンツ1枚に対しても私が買いたい」と親心ものぞかせた。今後の恋には「こりごりということは、お互いにない」と前向きだった。

 最後は日本テレビ系「笑点」でたびたび共演している落語家・三遊亭円楽(66)の不倫会見同様、報道陣を出口で見送り、「ありがとうございました」と一礼する場面も。独身に戻った山口が全てを打ち明け、「変なジャニーズ初」と笑った離婚会見を終えた。

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