山本圭壱に岡村が説教…寺修行から逃亡、謝罪・反省なし姿に

 お笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱(48)が30日に放送されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ! 夏休み宿題スペシャル!!」に出演し、10年ぶりに地上波に復帰した。相方の加藤浩次、ナインティナイン・岡村隆史らめちゃイケメンバーをはじめ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、ココリコ・遠藤章造ら“軍団山本”メンバーも山本の復帰に涙した。

 岡村は06年の事件について、「あの事件、正直、言い方は悪いのかも分かんないけど、未成年者との飲酒、みだらな行為は、これ、事実としてあったこと、と僕は思ってます」と切り込み、山本は「それは、その通り」と認めた。

 また、岡村は地上波復帰までの10年間、山本から関係者や仲間らに正式な謝罪や反省の言葉がなかったことを説明。「『あの時は申し訳ない』『反省してます』…それ(山さんのそういう姿)は誰も見れなかった」と指摘した。

 山本が「オレは、(事件があって)へこたれてる顔よりは、満面の笑みかな、と思ってた」と釈明すると、3学年下の岡村は「何の意味もない強がりやと思う。それは間違った解釈やと思う。ちゃんとしっかり頭下げて、『迷惑かけてすみません』って言わなあかんと思う」と先輩を諭した。

 番組では、関係者に“1年間の寺での修行”を条件に、復帰話が進行していたことも明かされた。山本は13年8月、山奥の寺院で修行を始めたものの、厳しい修行に耐えられず、わずか3カ月で逃げ出したと報じられている。よゐこ・濱口優からは「寺に入って、(すぐに山を)下りたのは何で?」と追及され、山本は「下りた」と一言。岡村も「下りたらあかんかったと思う」と問い質(ただ)したが、山本は、質問には直接答えず、「そういうのじゃないくて…10年間、長かったんです」と釈明するにとどまった。

 山本は06年7月、17歳少女への淫行が発覚。所属事務所を解雇され、同番組などを降板し、謹慎した。同8月には書類送検されたが、示談が成立し、不起訴処分となった。昨年1月の東京・下北沢の単独ライブで仕事復帰していた。

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