大橋巨泉さん亡くなる フジ「とくダネ!」が報じる
タレントの大橋巨泉さんが12日に急性呼吸不全のため亡くなっていたことが20日、わかった。82歳だった。20日放送のフジテレビ系「とくダネ!」で報じられた。
巨泉さんは2005年に胃がんの手術を受け、2013年には中咽頭がんを患った。昨年11月には腸閉塞の手術も受け、体重が激減。今年に入って鼻腔内に新たながんが見つかるなど、満身創痍の体だった。1994年から続けていた週刊現代の連載も6月27日発売号で終了。「これ以上の体力も気力もありません」と連載終了の理由を説明していた。
師弟関係にあったという小倉智昭キャスターは番組内で「巨泉さんがいなければいまのぼくはなかった。亡くなったと聞いてうろたえました」と神妙にコメント。小倉キャスターによると、18日にすでにお通夜が執り行われ、小倉キャスターも参列したという。
巨泉さんの最後の姿に小倉キャスターは「本当に細くなっちゃって、巨泉さんのおもかげなかったですけど、最後のお別れだったので長年のお礼を言って、ありがとうございましたと話しかけてきました」と語っていた。