増田氏「大言壮語はいらない」 街頭演説で堅実性強調
東京都知事選(31日投開票)の有力3候補である元防衛相の小池百合子氏(64)、元総務相増田寛也氏(64)、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)が19日、フジテレビ系「バイキング」に出演し生討論を行った。
生討論後は、3人は都内で別々に街頭演説を続けた。増田氏は、生家が近くにある自由が丘で「私のふるさとであります」と地元アピールした。応援演説では衆院議員の若宮健嗣氏(54)らが「地味かもしれないけれど、政策上手で最もためになる男」と堅実性を強調。増田氏も「小さなことの積み重ねが都政。大言壮語はいらない」と地に足のついた“地味政治”を熱弁した。
小池氏は緑のはちまきを締めて、中野サンモール商店街を練り歩き。「百合子グリーンに染めていきましょう」と呼びかけた。
鳥越氏は多数の市民団体が集まった国会議事堂前で演説。「1に平和、2に憲法、3に脱原発。東京都はまず非核都市宣言をやりたい」とアピールした。