鳥越氏 「がん検診100%」 政策訴え忘れちゃった…第一声でポカ

 東京都知事選(31日投開票)は14日告示され、過去最多の新人21人が立候補した。立候補したのはいずれも無所属で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころ推薦、元防衛相の小池百合子氏(64)ら。自民党は党の了解なく出馬した小池氏と、党が全面的に支援する増田氏の間で1999年以来の分裂選挙となり、野党4党が推す鳥越氏らと争う。

 鳥越氏はJR新宿駅前で第一声を上げた。野党4党統一候補として臨む、18日間の戦いの幕開けを「一人一人が痛い思いをして、財布から税金を納めた。都民の汗と努力の結晶じゃないですか。それを、舛添さんは海外出張のときにファーストクラスで行きました。許せますか!?許せない」と“政治とカネ”問題で辞任に追い込まれた舛添要一前都知事への批判で飾った。

 「私がもし都知事になったら、声を聞かせてください。私の最大の長所は、聞く耳を持っている」と集まった3000人にアピール。「おそらく舛添さんは、持ってなかった。猪瀬(直樹)さんも、持ってなかった。石原慎太郎さんは、もっと持ってなかった」と歴代都知事の名前を並べると、観衆から笑いが起きた。

 愛用の「無敵」と書かれたバッジを胸に輝かせていたからか、ライバル候補には言及せず。また、SEALDsの中心メンバー、奥田愛基氏が「鳥越さんはみんなの声を聞いて都政をやってくれると思う。力を貸して」と応援演説した。

 取材対応では、4度のがん手術を経験していることもあって体調を心配する声も飛んだが「それは偏見です。そんなこと言わないでください」と一蹴。演説では、前日の会見で政策の骨子に挙げた「がん検診受診率100%」を訴え忘れるポカもやらかしている。

 野党統一候補になれず、出馬を断念した俳優・石田純一(62)には「石田さん、(応援演説に)来てください」と、ラブコールを送っていた。

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