世良公則 29年ぶり連ドラ主題歌

 ロックミュージシャンの世良公則(60)が、テレビ東京系ドラマ「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿」(7月22日スタート、金曜、後8・00)で29年ぶりに連続ドラマの主題歌を担当することが23日、分かった。

 楽曲は1978年の大ヒット曲「宿無し」(世良公則&ツイスト名義)。俳優・伊原剛志(52)演じる主人公・ヤッさんが“宿無し”の男ということでテレ東側が熱烈なラブコールを送り、世良も快諾した。

 ヤッさんは「食の天才ホームレス」。同局の稲田秀樹プロデューサーは「真っ先にこの曲が思い浮かんだ」という。

 主人公の設定と重なる部分もあるが、それ以上に「歌詞に描かれた、どうしようもなく情けないけど、優しい男像、その生きざまが、ヤッさんと重なった」と説明。「そんな作り手の純粋な思いを快く受け止めてくださった世良さんの心の広さ、格好よさに感謝してます」と喜んだ。

 世良は「疲れた週末の夜に欠かせない、一服の清涼剤のようなサプリのようなドラマとのことで、『宿無し』がさらにドラマを盛り上げる一役になってくれるのであれば光栄ですし、僕も楽しみにしてます」とコメント。世良は25日に大阪・なんばHatchで還暦記念ライブを開催し、この「宿無し」も披露する予定だ。

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