高畑充希 憧れの“母”と念願の初共演

 女優の高畑充希(24)が、来年4月に上演される舞台「エレクトラ」に主演し、憧れの存在だったベテラン舞台女優・白石加代子(74)と舞台初共演を果たすことが22日、分かった。

 放送中のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインで国民的女優となった高畑が、8年越しの夢を叶える。高畑にとって白石は、女優デビューした当初から目標としてきた存在。08年に上演された舞台「身毒丸 復活」終演後には楽屋に白石を訪ね、「将来、必ず白石さんと共演できる女優になります!」と宣言していた。

 その後、着実に女優としてのステップを駆け上がった高畑。母娘役での共演というチャンスに「念願の舞台共演が叶って夢のようです」と喜びを語った。

 そんな高畑の思いは、白石にもしっかり届いていた。白石は8年前の高畑からのラブコールを「今でもあの時のことをはっきり覚えているの。まっすぐで大きな瞳が印象的だった」と振り返った。

 今作は白石の“十八番”でもあるギリシャ悲劇で、高畑にとっては古典舞台への初挑戦。高畑は「台本を初めて読んだ時、『どうなるんだろう』『できるだろうか』という怖さを感じました」と不安を口にしつつ、「でも今は全力で挑めば、きっと掴めるはずだと思っています。それに白石さんが見守ってくれているから心強いんです!」と気合十分。白石も「見守るわよ!」と、大女優への道を歩む“娘”への愛情をにじませた。

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