舛添氏 口閉ざしたまま都庁去る?

 舛添要一東京都知事(67)が21日付で辞職することを受け、次の知事選は7月14日告示-31日投開票になることが16日、固まった。

 舛添氏は15日の都議会本会議で辞職の理由を短く説明して以降、取材に応じていない。17日の定例会見にも出席せず、辞職会見も開かない意向で、説明責任を果たさないまま都庁を去る可能性が高い。都議会は13日に総務委員会の集中審議を実施したが、舛添氏は曖昧な釈明に終始。20日に予定された集中審議も中止となり、多くの疑念は解消されないままだ。公選法違反の罪で略式起訴された前任の猪瀬直樹氏は辞職時に会見を開き、質問に応じている。

 一方、舛添氏の辞職決定から一夜明けた16日、都庁は平穏さを取り戻した。舛添氏は午前10時10分頃、都庁入り。登庁時、報道陣の問い掛けに無言でエレベーターに乗り込んだ。舛添氏の公用車での別荘通いが発覚してから約2カ月。ある職員は「都政に対する世間の風当たりが強いのがつらかった。これでほっとした」。ただ、猪瀬氏も任期途中の辞職だったことに触れ「次の知事は誰になるのか。2人続けてこんなことになり、不安のほうが大きい」と話した。

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