歌丸ラスト「笑点」、今世紀最高視聴率

 落語家・桂歌丸(79)が番組を勇退した22日の日本テレビ系「笑点」の平均視聴率が27・1%(午後6時からの第2部)で、同番組の今世紀最高タイだったことが23日、分かった。瞬間最高は午後6時50分の32・2%。歌丸の後継となる6代目司会者に、レギュラーの春風亭昇太(56)の就任が発表されたシーンだった。(数字は関東地区。ビデオリサーチ調べ)

 平均視聴率27・1%は、現行の測定での歴代最高36・1%(1974年10月27日)には及ばなかったが、同番組の平均16・7%(89年以降)を10ポイント以上も上回る数字。09年11月1日にも平均27・1%を記録しており、このときは4代目司会者だった先代の三遊亭円楽さん(享年76)が亡くなった3日後で、追悼特番に続く形での放送になった。

 この日、歌丸は都内で「紀伊國屋寄席」に出演。“卒業”について直接触れることはなかったが、演目「竹の水仙」のセリフに、「ボーッと(林家)木久扇みたいな顔して」などと笑点メンバー3人の名前をアドリブで盛り込んで、“笑点愛”をにじませていた。

 また、新司会者に決まった昇太は、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に緊急生出演。2月にオファーを受けてから、かん口令が敷かれたというが、「誰に言ったら一番危険かと思ったら、高田先生だった」と笑わせた。

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