広瀬すず、サプライズ続編発表に大号泣
正月、夏休みと並んで映画興行が盛り上がるゴールデンウィーク初日の29日、全国の劇場で大作、話題作が一斉に封切られた。都内では初日舞台あいさつが花盛りで、女優の広瀬すず(17)は、2部作で公開された初主演映画の後編「ちはやふる 下の句」の続編製作をサプライズで発表されて号泣した。
初日を迎え緩んでいた広瀬の涙腺が、サプライズ発表に決壊した。
競技かるた部を舞台にした人気漫画が原作。かるた部員役の共演者と昨年5月の撮影から強い絆を築いてきただけに、映画初主演の重圧とも戦った広瀬は「みんなでお芝居だけどお芝居じゃないような体温を出し合って、感じられて、こんなのは最初で最後だと思いました」と感涙した。
そこで告げられたのが続編決定という、うれしいニュース。原作者・末次由紀氏からの手紙で知らされると、広瀬はしゃがみ込んで号泣し「どゆこと!?」を5連発するパニック状態。報道陣向けの写真撮影は、涙でメークが崩れたままピースする珍しい光景となった。
前編の「上の句」はすでに興収13・9億円を記録。「下の句」の初日動員を踏まえ、配給の東宝は「2部作で30億も狙えるスタート」と発表した。続編の公開日は未定ながら、広瀬は「上の句も下の句も超えるものを、ここにいるみんなで作りたいと思います」と意気込んでいた。