ケン&タッキーCD熱望 CMは決定

 タッキー&翼の滝沢秀明(34)の主演舞台「滝沢歌舞伎2016」(5月15日千秋楽)が10日、東京・新橋演舞場で開幕した。エンディングでは初出演のV6・三宅健(36)作詞、滝沢作曲のオリジナル曲「Love」を“ケン&タッキー”でデュエットし「CD化できたらいい」と熱望。“ツインフライング”や“ツイン腹筋太鼓”なども披露した2人は、「ケンタッキーフライドチキン」のCMも決まり、「おいしい関係」を印象づけた。

 極上コンビ「ケン・タッキー」が飛び、舞い、酔わせた。

 2人は序盤から殺陣を演じると、空中で回転しながら和太鼓を乱れ打ちするおなじみの“腹筋太鼓”をツインで披露。滝沢演じる花魁(おいらん)と三宅演じる男が抱き合う禁断の“ラブシーン”まで、濃厚なハーモニーを奏でた。

 滝沢が三宅に直談判して実現したコラボ。青年座長は「11年目を迎えた舞台にいい風を吹き込んでくれた」と、先輩による化学変化を実感した。三宅は「滝沢はこんなに大変なことをやっていたんだな」と感心しつつ、充実の表情を見せた。

 ラストでは三宅作詞、滝沢作曲の「Love」を“ツインフライング”しながらデュエット。滝沢が「健くんと一緒にやったことを何か残したい」と発案し、完成させた。同舞台のテーマ曲となりそうな完成度の高い仕上がりに、「CD化の話が来たらうれしい」と期待。V6もタキツバも所属レコード会社はエイベックスだけに、実現する可能性は高そうだ。

 2人発信からは、既に21日から放送されるケンタッキーフライドチキンのCMが決定している。1月の製作発表で三宅が「おいしい関係」と表現したことから、話が進んだという。CMの設定も同舞台の稽古中とあって、滝沢は「言ってみるもんですね」と、“三宅効果”によるミラクルに感心しきりだった。

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