次期ヒロイン発表大幅遅れも難航説否定
今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン役を、デビュー3年目の女優・芳根京子(19)が務めることが決定し、6日、大阪市内で発表会見が行われた。
近年、オーディション選出された、大阪局制作のヒロイン発表は3月上旬に行われるのが通例。今回1カ月の遅れが出ていることに一部ネット上などでは難航説も指摘されていた。
しかし発表されたのは、演技力が注目される新進女優。難航の痕跡を感じさせない、朝ドラの王道とも言える人選だったため、さらに“遅れ”の謎が深まる結果となった。
会見で4月発表となった理由を問われた、三鬼一希・制作統括は「3月に最終選考をやっていたので、例年より若干の遅れはありましたが、取り立てて何かがあったわけではありません」とトラブル説は否定。3月中には芳根起用で固まっていたもようで「あと1週間早い発表は可能だったかもしれませんが、NHK全体として、どういうタイミングで発表するのが一番いいのかという判断で、きょうになりました」と、3月後半は大ヒットした前作「あさが来た」がラストスパートに入っていたため、放送終了を待ったことを示唆した。