ショーンK涙声謝罪 収録前から憔悴

 学歴詐称疑惑を認め、活動自粛を発表した経営コンサルタントの“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏(47)が19日、自身がナビゲーターを務めていたJ-WAVEの「Make IT 21」放送時間帯にリスナーに向けて涙ながらに謝罪した。また、川上氏が司会を降板した、フジテレビ系平日深夜の大型報道情報番組「ユアタイム~あなたの時間~」(4月4日開始)は、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏の起用を正式発表し、リハーサルを行った。

 経歴詐称騒動で活動自粛に追い込まれた川上氏が、涙交じりの低音ボイスで、リスナーに謝罪した。

 川上氏は「この度はとてつもないご心配、ご迷惑をおかけしておわびの言葉も見つかりません。心から申し訳なく思っています」と思い詰めたように語り始めた。

 経歴詐称については「何をどのように伝えられても、今回の取り返しのつかない事態の発端や過ちの原因、その責任は私にあります」と認め、「重く、重く受け止め、長らくの休業を決断いたしました」と報告した。

 リスナーに対するメッセージや番組への思いなどを語り、「いつかどこかでお会いできることを信じて、それを勇気に生きて参ります。本当に本当にごめんなさい」と声を震わせ、約4分間の謝罪を終えた。

 関係者によると、収録はこの日午後、都内のスタジオで行われた。川上氏は、スタッフが声をかけることが難しいほど憔悴(しょうすい)した様子で、ずっと下を向いたまま激しく落ち込んでいたという。

 番組は2000年の放送開始から川上氏がナビゲーターを務めてきた。番組公式ページには、ファンから「ショーンさんのお帰りをお待ちしております」「諦めないで」などのエールが届き、謝罪放送直後にも好意的なメッセージが続々と寄せられた。

 川上氏は、謝罪の中で15年と半年に及んだ番組について「私そのものでした」と愛着をにじませたが、自らが招いた騒動によって番組が終了する事態となった。

 J-WAVE側も番組内で、川上氏への経歴調査が不十分だったことを謝罪。4月以降は音楽特集番組を放送することを発表したが、パーソナリティーは未定という。

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