あさが来たに福が来た 波瑠らが豆まき

 大阪府寝屋川市の成田山大阪別院で3日、節分祭が開かれた。大ヒット中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公の夫婦を演じる女優・波瑠(24)と俳優・玉木宏(36)らが本堂前の特設舞台から豆をまき、過去最高の2万3千人が来場。「あさが来た」人気を見せつけた。千葉・成田山新勝寺の節分会では俳優・草刈正雄(63)らNHK大河ドラマ「真田丸」組が豆まきを行った。

 舞台中央には高さ80センチの巨大な「千升大福枡(ます)」が設置され、落花生約2トンと大豆約300キロが用意された。「あさちゃーん」「新次郎さまー」などと歓声が飛ぶ中、波瑠と玉木が両手で豆をまくと、参拝者らは歓声を上げながら受け止めた。不動明王が祭られる境内には鬼がいないとされ、掛け声は「鬼は外」と言わず、「福は内」のみだ。

 同院関係者によると、この日は過去最高の2万3千人が来場。開門の午前7時までに約100人が列をつくっており、これも過去に例がないという。

 波瑠は「大勢の熱気で全然寒くなかった。一つ一つの豆が福だと思って投げた。『あさが来た』と書かれたプレートを持った方がいたり、温かい声援をかけてくれたり。うれしかった」と、笑顔を振りまいた。

 玉木は「スタジオ撮影だけだと視聴者の方の反応が分からないが、こういう機会に実感できて良かった」と話し、「大河ドラマに出演したときは千葉の成田山で豆まきをしたが、大阪の方がお客さんのパワーがすごい」と驚いていた。

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