学生短歌にも五郎丸登場!!
東洋大学が主催する学生短歌コンクール「第29回 東洋大学『現代学生百人一首』」がこのほど行われ、応募5万6972首から選ばれた100首が発表された。
若者の視線で世相が描かれ毎年話題となる同コンクール。学校の授業で題材にされることも多く、今年は国内と米・ニューヨークなど369校から応募があった。「戦後70年」「選挙年齢引き下げ」など、2015年を象徴する歌がそろった。
「戦後70年」をテーマにした「教科書をあと何ページめくったら本当の平和はおとずれるのか」(山形県立米沢興譲館高等学校2年・渋谷拓=17歳)、ノーベル賞をテーマにした「二日間連続受賞ノーベル賞努力が実った奇跡の瞬間」(千葉商科大学付属高等学校1年・萩原翔平=15歳)なども選出された。
大フィーバーを巻き起こしたラグビー日本代表・五郎丸歩選手が登場する「体張る桜の戦士五郎丸世界に響いたキックのフォーム」(東京農業大学第一高等学校3年・大場歩=17歳)の歌もあり、米国からは故郷の鬼怒川氾濫に心を痛める歌も届いた。
小学生部門では「こわがるな明日はきっととってやる白いボールを体の前で」(宮城県 加美町立宮崎小学校5年・小松浩也=11歳)など10首が入選した。
同大によれば、選考委員は「状況を思い描けるいい歌」という視点で選んでいるといい、毎年、発表後には多くの人から「学生が現代を切り取った歌に勇気づけられる。頑張ろうと思った」などの反響があるという。
来年は30回の記念回。担当者は「ツイッターなどSNSの発達で、今の若者は自分の言葉で世の中に発信することに慣れていると思います。短歌の31文字での表現は自分の思いを整理でき、言葉を取捨選択する練習にもなります。SNSでつぶやくだけではなく、こういう機会にこういった場で発表してもらえれば」と多数の応募を呼び掛けた。
