石塚&彦摩呂 阿藤さんの“旅”に沈痛
大動脈瘤(りゅう)破裂胸腔内出血のため69歳で急死した、俳優の阿藤快さんの通夜が20日、生まれ育った神奈川県小田原市内の斎場で営まれた。通夜に参列したホンジャマカの石塚英彦(53)とタレント・彦摩呂(49)は沈痛な表情で阿藤さんを悼んだ。
阿藤さんと対面した彦摩呂は「寝てるようで、起きるかと思いました」と目を潤ませ、7月末にロケで会った際の様子を「歩くのも速くて。本当に元気でしたよ」と話した。
2人は声をそろえて阿藤さんをグルメリポーターではなく「旅人」と表現。温泉ロケでタオルを巻かない豪快な素顔を明かし、「われわれは食べ物を紹介してたけど、阿藤さんは人と接することが好きだった。ウソをつかない人だった」と石塚。彦摩呂も「阿藤さんの肩書は何でしょうと言ったら『俺は旅人』と言ってるのを思い出した」と語り、「帰って来ない旅に出られたので寂しくて。70歳のお祝いをしたかった」と残念がった。