阿部寛、下町の工場に刺激受けた
俳優の阿部寛(51)が12日、都内で、主演のTBS日曜劇場「下町ロケット」(18日スタート、日曜、後9・00)の完成披露試写会に娘役の土屋太鳳(20)、吉川晃司(50)らと登場した。
原作は直木賞作家・池井戸潤氏の同名小説。元宇宙科学開発機構の研究員だった主人公が下町の工場を継ぎ、ライバルの大企業に横やりを入れられながらも夢を追う姿を描く。
実際に工場の社長らから話を聞いたという阿部は「こだわり、誇りをものすごい持っている。社会状況が悪くなる中で必死に生き抜いている。ボクなんかまだまだ甘い」と大いに刺激を受けた様子。大企業の部長役の吉川も「闘うお父さんたちはみんなヒーロー。日本を支えてきたのは中小企業」とたたえた。
NHK連続テレビ小説「まれ」のほんわかムードとは一転、男たちの熱いドラマに出演した土屋は「いつか結婚したいなって願望があるんですけど、将来ダンナ様になる人はこういう社会で働いている方なんだとキュンとなりました」とすてきなオジサマたちに魅了されていた。
