女優の堀北真希（２６）と２２日に電撃結婚した、俳優の山本耕史（３８）が２８日、都内で行われた「ベストレザーニスト２０１５」発表会に出席した。結婚発表後、初の公の場とあって周囲はピリピリムードとなったが、本人はリップサービスを交え、終始にこやか。「何事も思いを持っていればたどり着く。思い続けなきゃだめでしょ」と熱く語るなど、幸せを隠しきれない様子だった。同賞は０９年に堀北も受賞しており、夫婦受賞となった。

　こみ上げる幸せを抑えきれない。「質問も賞に関することだけ」とピリピリムードが漂う会場で、山本は自ら“結婚ネタ”を披露した。

　「今年最もレザーが似合う著名人」としてタレントのホラン千秋（２６）と共に選出された山本は黒のレザーブルゾンにジーンズ姿。左手薬指に結婚指輪はつけていなかった。

　受賞の感想を問われると「皮は長い間、着ていくうちにフィットしていく。一緒に人生を歩んでいくようなもの」と早速、結婚スピーチのようなトーク。並べられた革製品からペンを選び「僕は字を書くのが好きなんで。これなら思いも届くんじゃないかな」と話した。

　山本は２４日にＶＴＲ出演した情報番組で、今年５月の舞台「嵐が丘」での共演中に、堀北に約４０通の手紙を渡した猛アタックぶりが話題となっており、会場からは笑いが。

　その後の会見でも、大切な人に贈るものとして「（レザーの）便せんとでも言っておきましょうか」と答え「レザーもそうだし、何事も思いを持っていれば、きっとそこにたどり着く。思い続けなきゃダメでしょ」と、初共演から６年間、堀北を思い続けた自身に重ねるように力説した。

　新婚家庭もチラ見せした。０９年に同賞を受賞している堀北からは「おめでとう」と祝福されたことを明かし「今朝は、向こうの方が先に出たので…」とおのろけ。「お互いマイペースなので、革のようにお互い寄り添って、形になっていけば」と永遠（とわ）の愛を誓った。