「ａ－ｎａｔｉｏｎ　ｓｔａｄｉｕｍ　ｆｅｓ．」（２２日、大阪市・ヤンマースタジアム長居）

　浜崎あゆみ（３６）が、妖艶に清楚に爽やかに、ステージで鮮やかな３変化を繰り出し、ファンのボルテージを最高潮に高めた。

　真夏の夜に、黒革に金模様をあしらったボディースーツをまとい、“クモの女王”となって現れた浜崎は、セクシーなまなざしで「Ｗａｋｅ　ｍｅ　ｕｐ」を歌唱。クモの糸をイメージしたとみられるチェーンで縛られた男性ダンサーと、目隠しカーテンの裏側で瞬時に入れ替わり、自らが捕らわれる“トリック演出”を見せると、場内は驚きの声に包まれた。

　ａ－ｎａｔｉｏｎ全１４回連続出場となった浜崎らしい演出は続き、今度は一転して純白ドレスに着替え「Ｅｎｄ　ｒｏｌｌ」を披露。最後は、白地のＴシャツにデニムのショートパンツ姿に早替わりして最新曲「Ｓｔｅｐ　ｂｙ　ｓｔｅｐ」などで盛り上げた。

　バンドメンバーらを紹介後に「何より、きょう集まってくれたみんな！ありがとう」と最敬礼。全６曲のステージで完全燃焼した。