東山紀之、なでしこジャパンにエール

 少年隊の東山紀之(48)が4日、都内で、テレビ朝日系主演ドラマ「刑事7人」(15日スタート、水曜、後9・00)の制作発表に出席し、サッカー女子W杯連覇に王手をかけたなでしこジャパンにエールを送った。

 6大会連続W杯出場のMF澤穂希(36)と親交のある東山は、決勝のアメリカ戦に向け「1-0。日本が勝って、澤ちゃんが決めてくれれば」とレジェンドの決勝弾に期待。連覇の暁には「形になるもの」を贈るプランも明かした。

 決戦の笛が待ちきれない東山が、澤の劇弾に期待した。

 2人が知り合ったのは数年前。ドラマなどで京都の撮影が多い東山は共通の知人を介し、INAC神戸で活躍する澤と出会った。2010年に結婚した妻で女優の木村佳乃(39)とも仲良くなり、自宅でともに食事をしながらサッカー談議に花を咲かせてきた。

 「ここまで努力してきた人。美しい人」と澤の人柄にほれ込む東山は「決勝は先発で出てプレーしてもらいたい」と決戦の地カナダ・バンクーバー(日本時間6日午前8時)のピッチに立つ姿を待ちわびる。「1-0。日本が勝って、澤ちゃんが決めてくれれば」。前回大会決勝戦でアメリカを相手に延長後半に同点弾を決め、大会MVPに輝いた澤のゴールを思い描いた。

 現在は決戦を控える澤を気遣いメールは送っていない。「優勝が決まったら送ろうかな」といい、祝福として「形になるものがいいかな」と贈り物を用意することも明かした。

 東山もドラマの撮影で緊迫感ある“戦い”を繰り広げている。今作は人気刑事ドラマ「相棒」と同枠で俳優・高嶋政宏(49)、鈴木浩介(40)、吉田鋼太郎(56)、北大路欣也(72)、歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)、女優・倉科カナ(27)が出演。豪華キャストとの芝居に「(準決勝の)なでしことイングランド戦みたい。いい勝負ができている」とサッカーにたとえ、表現した。

 東山は「フェアプレーとサッカーの美しさ。日本人として誇りに思う。美しいサッカーで決勝を戦ってほしい」となでしこの連覇へエールを送った。

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