映画ドラえもん 中国でも大ヒット
中国で日本映画として約3年ぶりに一般上映されているアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」が、上映開始から4日間で約2億3700万元(約47億6千万円)を売り上げ、5月最終週(25~31日)の映画興行収入トップとなった。4日までに新華社電(英語版)などが伝えた。
ドラえもん初の3DCGアニメで、日本では2014年8月8日に公開された。日本での最終興行収入は約83・8億円で、2014年の邦画部門では「永遠の0」に次ぐ第2位だった。香港では2月15日から公開され、7日間で興収4億7000万円を突破した。中国では5月28日から各地で上映されている。
中国紙によると、5月31日には1日で約8800万元を売り上げ、中国で公開されたアニメ映画の1日の興行収入で最高記録を更新した。
これまで中国で公開されたアニメ映画の総興行収入の最高記録は、2011年公開の「カンフー・パンダ2」の約6億1200万元。今回のドラえもん映画がこの記録を更新するかにも注目が集まっている。
中国紙、新京報はドラえもん映画について「ほぼ毎回満席だ」としながらも、近く公開される別の人気映画と客を奪い合う可能性があるため、記録更新は難しいかもしれないと予想している。
