M-1 今年は結成15年まで出場可能
吉本興業と大阪・朝日放送(ABC)は22日、今冬に5年ぶりに復活する漫才コンテスト「M-1グランプリ2015」の出場資格を発表した。「プロ・アマ・所属事務所を問わず、2人以上のコンビ」で「結成15年以内(2000年1月1日以降の結成)」と取り決めた。
2010年までの開催時は「結成10年以内」だったが、今年に関しては、大会が休止していたこの5年間に結成10年目を迎えたコンビにも“ラストイヤーの挑戦権”を与えるため出場資格を「結成15年」まで拡大した。
過去M-1では、10年大会で結成10年目の「笑い飯」が悲願の優勝を果たすなど、出場資格が“ラストイヤー”を迎えたコンビの奮闘も見どころのひとつとなる。
この措置で、オリエンタルラジオ(04年結成)、ハリセンボン(04年結成)、ピース(03年結成)、南海キャンディーズ(03年結成)など結成10年超のコンビも出場可能となった。
来年以降の出場資格は未定で、再び「10年以内」に戻すことも検討されるといい、結成10年超コンビにとっては“ラストチャンス”となる。
開催時期に関しては現在調整中。同時期開催のベテランコンビも出場可能な「THE MANZAI」とは差別化し、従来の若手No.1を決める大会として復活する。