国会病欠問題で維新の党から除名処分を受けた上西小百合衆院議員（３２）が１６日、大阪市内で行われたトークライブに出演した。

　“戦力外通告”を受けた橋下市長について「今も感謝している」と神妙な表情で話した。１７日に投開票される大阪都構想の是非を問う住民投票には「信条とか政策とか変わったら変じゃないですか」と“賛成”の姿勢を示した。

　白のスーツ姿で、うつむき加減ながら笑みを浮かべて登場した上西氏。「全身シャネル」と報じられた浪速のエリカ様だが、「シャネル一着も持ってないんですよ。タグ見ます？」と実際に、司会者に見せるサービスぶり。この日は“居酒屋風トークショー”ということでカシスオレンジを手に、「お酒を飲んでも態度は変わりません」と乾杯の音頭を取った。

　住民投票前日に開催されたこの日のイベントで上西氏は「（都構想に反対）じゃない」と強調。橋下氏が“敗北”した場合、政界引退を明言していることに対しては、「個人の進退に申し上げることはありません」と話すにとどめた。