福山雅治 歌う!故郷・長崎の昆虫

 歌手で俳優の福山雅治(46)が、映画「アリのままでいたい」(7月11日公開)の主題歌を担当することが11日、分かった。映画は福山と同郷の世界的写真家・栗林慧氏(76)がカメラマンを務め、故郷・長崎の昆虫たちを追ったドキュメンタリー。主題歌には、歌詞にクワガタやカブトムシが登場する「蜜柑(みかん)色の夏休み」(2001年)が選ばれ、福山が再レコーディングした。深い郷土愛でつながった“虫コラボ”となる。

 デビュー25周年を迎えた福山が、かつて追いかけた故郷の昆虫を歌で盛り上げる。

 映画は“アリ目線”の特殊カメラを使った世界初のドキュメンタリー。長崎・平戸の大自然に密着し、カブトムシとクワガタの“ムシキング決定バトル”など、知られざる虫の世界を追っていく。

 福山は11年からNHKのドキュメンタリー「最後の楽園」シリーズに出演し、自然への造詣が深い。制作側は、福山が長崎にゆかりがあるというだけでなく、小学生時代の夏休みが歌われ、歌詞に虫たちが登場する「蜜柑-」が主題歌にうってつけと熱烈にオファー。映画を見た福山も「地元・長崎で、セミやクワガタやカブトムシをつかまえて遊んでいたことを思い出します」と快諾した。

 「蜜柑-」は01年のアルバム「f」収録曲。「15年近く前の楽曲でもあったので」と、映画のために、自身の出演作以外では初めて再レコーディングした。福山は「楽器もダビングして、MIXも新たに行いました。基本のアレンジは変えていないので、建築で言えば“リノベーション”」と解説。題名に「蜜柑色の夏休み 2015」と西暦を入れて、生まれ変わらせた。

 公開は3D上映も含め、全国200館規模を予定。福山は「長崎の自然、そこで繰り広げられる生き物たちの生命の物語。自然の厳しさと美しさを映画で感じていただけたら」とコメントしている。

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