モー娘。「つんく♂さんのために」
モーニング娘。’15が15日、都内で、この日リリースした58枚目のシングル「青春小僧が泣いている」の発売記念イベントを行った。
プロデューサーのつんく♂(46)が4日に声帯を全摘出したことを公表してから初めて報道陣の前に登場。工藤遥(15)はイベント前、「オレの分までしっかり歌うんやで、オレも頑張っていい曲書くから」とメールをもらったことを明らかにし「つんく♂さんへの恩返しのために」とヒットを誓った。
今作から12期メンバー4人が加わった13人は「青春小僧-」など5曲を満員2000人のファンの前で熱唱。リーダーの譜久村聖(18)は声を失った“師匠”を思い「歌えることの大切さをあらためて感じた」と語った。
同曲を作詞作曲したつんく♂が「いろいろあるのが人生」とメッセージを込めたことに、譜久村は「できることは一つじゃない。声を失ってもできることを見つけたつんく♂さんはすごい」と感激。本人とは昨年10月の米ニューヨーク公演以来会っておらず、現在行っている全国ツアーの千秋楽、5月27日の日本武道館公演での再会を期待していた。