たかじんさん妻 “一番弟子”を訴える

 昨年1月に肝臓がんのため死去したタレントやしきたかじんさんの妻が、たかじんさんの“一番弟子”とされる歌手の打越元久氏(56)に対し、名誉棄損による1000万円の損害賠償請求の訴えを起こしていたことが26日、わかった。第1回口頭弁論は、2月18日に大阪地方裁判所で行われる。

 妻は13年10月にたかじんさんと再婚した。

 訴状では、打越氏が昨年11月、インターネットラジオ「RADIO HAAFUU」で、たかじんさんの妻に対して名誉を著しく傷つけたとしている。具体例として、同番組内で、たかじんさんとの闘病生活を描いた百田尚樹さんのノンフィクション「殉愛」の内容がほぼ虚偽だと主張したり、たかじんさんの妻が看病中に「がんが感染した」とたかじんさんに金銭を要求したと語ったことなどを挙げている。

 打越氏は昨年12月30日、自身のツイッターで、たかじんさんの妻から訴状が届いたことをつづり、今月24日には第一回口頭弁論の日時が確定したことを報告。「長い戦いの幕開けの日です。沢山の応援コメント頂き心より御礼申し上げます。勇気と力になります」と、全面対決の決意を示していた。

 また、たかじんさんの妻の代理人弁護士は、デイリースポーツの取材に「内容は訴状の通りです。(打越氏)からは、直接の反応はまったくありません」と話した。

 打越氏は1986年ごろから約4年、たかじんさんの弟子として活動。90年にシングル「そのまま」をリリースして独立した。

 たかじんさんの妻と、百田氏の著書「殉愛」に関しては、昨年11月に、たかじんさんの長女が、プライバシーを侵害されたとして発行元の幻冬舎に出版差し止めなどを求める訴えを東京地裁に起こしていた。

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