図書館戦争の続編に官兵衛イズム注入

 V6・岡田准一(34)の主演映画「図書館戦争」の続編が来年10月に公開されることが3日、分かった。前作から約2年半ぶりに公開される新作タイトルは「図書館戦争-THE LAST MISSION-」。岡田にとっては、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」撮影終了後、初の主演映画となり、“官兵衛イズム”も盛り込んで図書隊役に挑む。女優・榮倉奈々(26)ら前作キャストも再集結する。

 今年9月末に「軍師官兵衛」のクランクアップを迎えた岡田が、図書館戦争の世界で再び戦へと立ち向かう。

 待望の続編に岡田は「うれしく思います。前回を超えるスケールを目指し、頑張っていきたい」と今月中旬から始まる撮影に血をたぎらせた。

 2013年4月27日に前作が公開されたころから続編の話は出ていた。原作となった有川浩氏(42)の小説人気に続き、映画は初日アンケートで満足度98・2%と高い数字をたたき出し、興業収入17・2億円を記録。続編を望む声の高まりから、昨年末に続編製作が決定した。

 今作は、前作で描かれた、メディア統制する法律を定めた国家と、資料開示を続ける自衛組織“図書隊”との戦いの1年半後を舞台に、激化した抗争を描く。仙台市の巨大図書館を借り、前作で用意した5万冊を上回る、7万冊の本を使って戦闘シーンに挑む。

 岡田らキャスト陣は10月ごろから軍事訓練を受け、所作やフォーメーションなどを特訓。訓練現場では岡田が指揮を執ることもあるそうで、プロデューサーも「名采配を振るってます」とあふれ出る軍師っぷりを告白。戦闘中に岡田が指示を出すシーンは“官兵衛イズム”も注入した場面となりそうだ。

 岡田のもとには前作出演者が再集結。榮倉を始め、俳優・田中圭(30)や、福士蒼汰(21)ら豪華キャストが勢ぞろい。前作から成長した役者陣がスケールアップした続編を完成させる。

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