中居 10年ぶり「ナニワ金融道」

 SMAPの中居正広(42)が主演するフジテレビ系の単発ドラマシリーズ「ナニワ金融道」が、「新ナニワ金融道」(年明け放送予定)と題して10年ぶりに復活することが5日、分かった。レギュラー出演していた名優・緒形拳さんが2008年10月に死去してから初の新作で、シリーズ7作目。小林薫(63)、綿引勝彦(68)らおなじみのメンバーに新キャストも加わる。

 10年の時を経て、人気シリーズがお茶の間に帰ってくる。

 中居は「ドラマ中の社長(緒形さん)が亡くなられるなど(作品の)実現は難しかったのですが、“いつもと同じ”と思える作品にするよういろいろな問題をクリアし、10年ぶりにドラマができること、非常にうれしく思います」と喜ぶ。

 大阪の街を舞台に「帝国金融」で働く営業マン・灰原達之(中居)を描いた人気漫画「ナニワ金融道」を、1996年からドラマ化。今作は緒形さんが演じた帝国金融社長が亡くなった設定で、女優・蓮佛美沙子(23)演じるヒロイン役のために灰原が奔走する姿を描いていく。

 新作放送には時間を要した。制作サイドによると、緒形さん演じる社長が亡くなるという設定が、灰原にとって意味のあるものとして物語を描ける構想が思いついたことから、放送が決定。緒形さんは会社に飾られる写真や回想シーンで登場する。

 先月12日に大阪でクランクインした中居は「これまでは久しぶりの作品でもすぐに役に戻れたのに今回はさすがに難しかった」とブランクを感じながらも「今、ようやくあぶらがのってきたかな」と手応え。淡路島ロケなど、11月末までの撮影に気合が入っている。

 また、帝国金融の後輩役に女優・桜庭ななみ(22)、Sexy Zone・菊池風磨(19)、ライバル会社社長役に俳優ユースケ・サンタマリア(43)の出演も決まった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス