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仲間由紀恵、森光子さんの魂受け継ぐ

2014年10月10日

 テレビ東京新春ワイド時代劇「寧々~おんな太閤記」製作発表記者会見での森さん(右)と仲間由紀恵=2008年

 テレビ東京新春ワイド時代劇「寧々~おんな太閤記」製作発表記者会見での森さん(右)と仲間由紀恵=2008年

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 仲間と森さんが生前から親交があったことも、出演の決め手となった。2人は05年にNHKのドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」で初共演。07年には、仲間主演の舞台「ナツひとり 届かなかった手紙」に森さんが声だけで出演。この時、仲間は森さんから「脚本を信じて、ナツとして生き続けなさい」と助言されたという。今年5月にはフジテレビ系のドラマ「森光子を生きた女」で、仲間が森さんを演じるという縁もあった。

 「放浪記」上演中にも、仲間は森さんの楽屋を何度も訪問。当時、森さんは関係者に「彼女は舞台に対しても意欲がある」と話していたという。森さんの“魂”を受け継ぐ形となった仲間は命日の11月10日に、京都にある森さんの墓に参り、出演を報告する。

 新しい「放浪記」は東京を皮切りに、大阪・新歌舞伎座、名古屋・中日劇場、福岡・博多座でも上演され、約100公演が予定されている。東宝は仲間にも長期にわたって林芙美子役を任せる意向。仲間は、9月に俳優の田中哲司(48)と結婚したばかりだが、新婚ムードに浸っている暇はなさそうだ。

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