鳥取県知事 趣旨賛成も氷バケツ断る

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の支援運動「アイス・バケツ・チャレンジ」について、鳥取県の平井伸治知事は4日の定例会見で、徳島県の飯泉嘉門知事から指名されたが、受けない意向を明らかにした。平井知事は「(運動の)趣旨は大賛成である。だが氷水をかぶれば解決できるかというと、そうは思わない」と指摘した。

 さらに「本質は厳しい状況にいる人の実情を知り、支援の輪を広げていくことにある。アイス・バケツをしないことを選択したい」と述べた。その上で県としてALS患者支援のため動画作成することを発表。動画は完成次第インターネット上に公開するという。

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