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市村 篠原涼子の助言のおかげで早期発見

2014年9月4日

力強いガッツポーズで元気になったことをアピールする市村正親=東京・目黒のホリプロ(撮影・村中拓久)

力強いガッツポーズで元気になったことをアピールする市村正親=東京・目黒のホリプロ(撮影・村中拓久)

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 7月27日にがんを公表し、舞台「ミス・サイゴン」を降板。8月2日に腹腔(ふくくう)鏡手術で胃の半分を切除した。術後の検査でがん細胞が残っていないと分かると、夫婦で抱き合い、涙を流して喜んだ。「これで女房、子供のためにしっかり生きられる。芝居の神様が『まだまだダメだよ。こき使うから』と言ってくれてるのかなと思いました」と心境を語った。

 食は細くなったが体調は良好で、現在はリハビリを続けて舞台に備えている。退院して帰宅した時には子供たちがくす玉を作って祝ってくれたそうで「僕がいないのを耐えていたんでしょうね」と思わず涙ぐんだ。篠原の誕生日だった8月13日にプレゼントは渡せなかったが「『あなたが健康な体になったのが最高のプレゼントよ』って言ってくれました」とのろけた。

 今後は1カ月ごとの検診を5年間続け、1年後には内視鏡検査も受ける。10月下旬、声優を務めた3DCGアニメ映画「くるみ割り人形」(11月29日公開)の、東京国際映画祭でのワールドプレミアで復帰後初めてファンに姿を見せる予定だ。

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